ものづくりを全力で楽しむブログ

単身赴任中のおっさんがものづくりを全力で楽しみます。

ホームセンターの部材で麺打ち台を作ってみた(その2)実は一番高いのは棚板。

みなさん、こんにちは。

10月を迎えたのに、暑くなったり、雨でジメジメしたりで若干体調が崩れ気味なしからおじさんです。気温の変化が激しいので、体調には気をつけてくださいね。

さて、前回の記事はディアウォールの仕組みや、柱を立てる際の注意点をまとめました。

今回は、ディアウォールで作った柱に取り付ける棚に必要な材料を紹介したいと思います。

材料

ディアウォール

まずは何はともあれ、ディアウォールですね。今回は柱を2本立てるので、2セット購入しました。白と茶色の2色から選べるので、取り付けるに壁に合わせて選ぶか、ラッカーやウレタン塗料で塗装しても良いかもしれません。

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2x4木材

そしてディアウォールを取り付けるための2x4木材です。2x4木材とは、建築用の資材として使われる木材で、ツーバイフォー工法で使用されているため、2x4(ツーバイフォー)材などと呼ばれています。

ツーバイフォーなんで、2インチx4インチ(50mmx101mm)の木材なんだろうなぁと思いきや、実際に販売されているのは38mmx89mmのものがほとんど。。。

よくよく調べてみると、1本の木から切り出した時のサイズが2インチx4インチで、通常だと工場で切り出した後に、加工しやすくするために木材を乾燥させてお店などに流通しているみたいですね。

この乾燥の処理があるから、生の木から水分が抜けてツーバイフォーより小さいサイズ(38mmx89mm)になって販売されています。

ちなみに、大量の木材を乾燥させているので、どうしても真っ直ぐじゃなく反った状態のものが売られていることがあります。(特に長いサイズのもの)

購入する前に、必ず水平器やお店の床に置いて反りが無いものを選ぶようにしましょう。 

sikhara-project.hatenablog.jp

前回の投稿では柱の高さを2365mmに決定しました。これとは別に、麺打ち台の高さを決めていきます。

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麺打ち台を設置する場所にすでにレンジ台が置いてあり、このレンジ台が作業をするのに丁度いい高さ(900mm)だったので、この高さに合わせて麺打ち台を作ることにしました。

レンジ台の高さが900mm、後で説明する麺打ち台用の板の厚さが20mmなので、麺打ち台を支える柱の高さは880mmとしました。

2x4木材をホームセンターで購入する場合、6フィート(1,828mm)や10フィート(3,048mm)のものが比較的手に入りやすいです。

今回はちょうど12フィート(3,658mm)の2x4木材が手に入ったので、この木材1本から柱と麺打ち台を支える柱を取ることにしました。

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麺打ち台を支える柱が3本必要なので、12フィートの2x4木材を3本購入しました。

机用の板と棚用の板

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レンジ台と壁までの幅が、建築材などでよく使われる910mm(3尺)だったので、3尺幅の板をそれぞれ購入しました。尺とは日本の昔の長さの単位で、1尺でおよそ303mmです。

麺打ち台として使うため、机用の板は厚さを20mmと少し厚めのものを選んでいます。逆に棚はそれほど重いものを載せないので、厚さは7mmのものを選択しました。

 木材のカット

最後にいつもの木材のカットですね。だいたいどこのホームセンターでも木材カットのサービスは実施しているのですが、お店によっては1カット50円のように費用が発生する場合があります。

せっかくDIYで安く済ませようとしているので、できれば長さや幅を揃えて、1カットでも少なく済ませることができるように、木材や板を選らびましょう。

www.sekichu.co.jp

この他に、柱に板を取り付けるための隅金を大小セットで購入しています。隅金については、次の記事で紹介しますね。 

物の名前個数単価
2x4木材 3本 204円
ディアウォール 2ヶ 860円
机用の板 1枚 1280円
棚用の板 1枚 480円
隅金(大) 4ヶ 150円
隅金(小) 3ヶ 90円

 すべて合わせると、4,962円でした。

ちなみに、今回作る麺打ち台と同じようなものを既成品で間に合わせようとすると、少し背が高めのテーブルと突っ張り式の棚を組み合わせる形になるかと思うのですが、 

 突っ張り式の棚が安いもので4,500円、

そば打ち用 麺板台 立ち作業用 75型 (高さ75cm) 【蕎麦打ち道具】

そば打ち用 麺板台 立ち作業用 75型 (高さ75cm) 【蕎麦打ち道具】

 

 ちょうど検索して見つけた麺打ち台が25,000円で、合わせておよそ30,000円。今回の麺打ち台に掛かった費用のおよそ6倍の予算が必要です。

そば打ち用の麺打ち台は極端なので、もうちょっと手頃なテーブルに変えたとしてもだいたい2倍から3倍かかってしまうんですよねー。

 大きなものを手頃な価格で作れてしまうのがDIYの醍醐味だと思います。ぜひ、みなさんもチャレンジしてみてください。

おまけ - ホームセンターで買った材料の運搬

奈良の自宅ならいざしらず、単身赴任で車を気軽に使えない状況では、2mを超える資材を運搬するのはつらい…

ってことで、今回はホームセンターで貸出を行っているトラックを借りて資材を運ぶことにしました。

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今回利用したセキチューでは、最初の30分は無料で借りることができ、30分以降は、30分毎に500円がかかるようです。ちょうど借りている部屋から部屋まで片道15分足らずだったので、ギリギリ無料で資材を運ぶことができました(笑)

比較的大きな店舗だったので、軽トラが2台、大きめのトラックが1台、貸出用に用意されていたのですが、店舗によってはトラックの貸出を行ってない場合もあるようです。

近くのホームセンターで大きな部材を購入する場合は、あらかじめ店舗にトラックが借りることができるか確認することをお勧めします。

 

次回は、肝心の棚の作成と据え付けの部分を紹介します。お楽しみに!