ホームセンターの材料で棚を作ってみた(その1)買えばええやん
こんにちは。
新居に棚がなくて収納しきれず、ダンボールが積みっぱなしのしからおじさんです。
先日床でごろごろしてたら荷物が崩れてきて下敷きになるという事件が起きました。
狭いアパートに出来た密室。
倒れ伏す三十路のおっさん。
発見されない凶器。
誰も喜ばないサスペンスの完成です。
おのれ地震。
で、今回はそんな苦い経験を活かし、やっぱり荷物は片付けたほうがいいと考えなおし、荷物を片付ける為の棚を作ってみることにしました。
部屋に棚はないのにクローゼットは何故か無駄に3面も備え付けられていましたので、今回はその内の一つを棚に改造します。
設計
さて、早速棚を設計していくわけですが、まずは、棚を入れることになるクローゼットを見てみます。
え? 買えばええやんって?
いえいえ、写真をよく見てください。
最近よくあるデザインのクローゼットですが、扉やら梁やらが邪魔なので、普通に棚を入れると、黄色の部分にしか入れられません。
私も最初は普通に既製品の棚を買って入れようとしたのですが、それだと赤い部分のスペースが使えない上に、棚の横から物がポロポロ落ちるという欠陥住宅の出来上がりです。
最近は地価も高いので、(私の部屋は賃貸ですが)やはり使えるスペースは最大限に使いたいですよね。
なので、今回は赤い部分にも物が入れられるサイズの棚を目指します。
ですが、赤い部分を使えるサイズの棚を作ればクローゼットに入れられない。
入れられるサイズの棚を作れば赤い部分は使えない。
営業が適当に取ってくる無茶な仕様を両方満たさないといけないのが技術者の辛いところです。
とりあえず、良さ気な案が浮かんだので、まず簡単に図を書いてみました。
こんな感じで、鳥居のような形の柱を2本作って先にクローゼットの中に入れておき、後から板を渡して棚にするという苦肉の策です。
絵が汚いのはお約束。
バラバラに作って中で組み立てるので、スペースを最大限に使えます。
お、何か行けそうだぞ。
経験的にこう思った場合は大抵、何か落とし穴があるものですが、今回は失敗しても痛むのは私の懐ぐらいの物なので、気にせずにGOします。
まずは、棚のサイズを決めるため、クローゼットの中の寸法をメジャーで測ります。
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奥行きや高さも同様に。
丁寧に測っていきます。
棚はクローゼットに収まるギリギリいっぱいの大きさにする予定なので、ここを測り間違えると、柱がクローゼットに収まらなくなったり棚板が落ちたりします。
先の図面の寸法は、クローゼットの寸法から割り出したものですね。
尚、単位はmmになっています。
ここから更に部品図を起こしてそれぞれの部品の寸法や個数を入れていくのですが、今回は省略します。
次回は、材料を買いに行きます。